莉音がなんだか不安げな表情で祥太のいなくなった扉を見てる
俺がここにいるのに…って思うのは、我が儘かな…
「莉ー音。飲もう?
ほら、莉音、このクッキーのお菓子好きだろ?」
「えっ…あっ、好き!」
莉音が好きな、チョコ味とバニラ味があるクッキーのお菓子を見せると途端に明るくなった
違う意味で虚しくなった気がするのは気のせいということで
目の前には、幸せそうにお菓子を食べる莉音
ふっ、単純。
そんなところも可愛いな
紅茶を注いで落ち着いた時、
ふと、莉音が言った
「千里さん…
祥太、さっきなにか変じゃなかったですか?」



