「(常に狼と一緒の檻の中にいることを、もっと自覚せねば!!)」 すると痺れを切らせたのか師匠がパンと私の頭を叩く。 昨日からパンパンと、いっそヘルメットがいるんじゃないのか!? 「起きたなら顔洗って来い。飯、冷める前に食うぞ」 「……へーい」 「急ぐ!」 「はい!」 まるで鬼の怒号を背中で聞きながら、急いで洗面所へ走った。