「朝起きてお母さんはねーだろ、小学生か」 「いや、その……」 迂闊だった。 そうだった、昨日から両親はイギリスに行っていて、この師匠しかこの家にいないんだった。 つまりは二人きり!! 「(なのに昨日の夜の記憶がないなんて、どういうこと!?)」 女としての自覚が足りなさすぎる! 確かに家事が全く出来ないことに焦点をあてれば、私の女子力なんて小さじ一杯もないけども……! だけど、それはそれ。これはこれ。