「アキナちゃん……だっけ?」 「滝本アキナです。滝本って呼んでください」 「おう……(拒否された)」 だけど、こんな俺たちにも唯一の接点がある。 それは―― いつか、滝本に託されたと言って東条が渡してきた、一枚のメモだ。 「なあ、滝本……あのメモのことなんだが」 「……」