「あーじゃあ、その……俺シャワー浴びてくる。お前はそこでま、」 待ってろ と言いたかったんだろうけど、その濡れた体で私を力いっぱい抱きしめてくれたものだから、今となっては私までびっちゃりと濡れていた。 もちろん、濡れ具合は才賀の方が勝ってるけど、私は五分でも濡れたら風邪ひく女―― それを才賀も理解したのか、「先に入れ」と譲ってくれた。 「い、一緒に入る?」 「バカ言ってねーではよ入れ」