一方、アキナちゃんは「私は」と言って握りこぶしを作っている。 「どうしたの?」 言うと、私の手をガシッと力強く握った。 「私は、例え八方美人であっても皆を魅了出来る彩音さんがスゴイと思います! 私、昔から人見知りが激しくて、なかなか友達も出来なくて……だから彩音さんのこと、ずっとずっと憧れていました!」 「アキナちゃん……」 「だから、自分に自信を持ってください! 私は、どんな彩音さんも大好きで、ずっとずっと親友ですから!」 「……」 感動、してしまった。