「私、アキナちゃんのことは親友だと思ってるんだけど……」 「え!?」 「だって、毎朝一緒に登校するなんて、親友じゃないと出来ないよね」 少し照れくさくて、私もいただいたジュースを口に運ぶ。 そう、才賀と同じく、アキナちゃんも私の朝のファン集団にビクともしないらしい。 逆にいつも威嚇してくれるから、すごく助かってるの。 「良かったらこれからも親友でいてくれない? アキナちゃん」 「よ、喜んで……っ!」