「今更好きだったことをなしになんて出来ないよ……俺、その子のこと一年の時からずっと好きだったんだから」 「一途なのね、素敵」 「そんなことない、その人の魅力がすごいだけだよ」 「じゃあ――」 シャーペンを置いて、青山くんの方を見る。 人差し指を立てて、「こんなのはどうかしら」と提案した。 「友達と正式に張り合うっていうのは?」 「正式に、張り合う?」