「どうしたの?」 「ちょっと相談があるんだ」 「私が力になれる?」 「うん、聞いてくれるだけでも嬉しい」 じゃあ、聞くわ――反省文を書こうと思っていた手を止める。 だけど青山くんは「何かしながら聞いてくれた方が話しやすいから」と言って、私に書くよう言ってくれる。 「(考えながら書くのと、真剣に聞くのと、そんな聖徳太子みたいな器用なこと出来ないんだけど!)」 青山くんは私のことを過大評価している。これまでも、いくつも。