「コソコソってなんだよ。ただ話してただけだっての」 「ふーん、まぁ、私には関係ないことだけど」 「なんだよ。美術部、はいらねーのかよ」 さっきは入るっていってたのに、気まぐれな奴だな。 「入るわよ……まぁ、ひかりちゃんが望めば、だけど」 「は? 部員足りてねーんだから、入ってほしいに決まってんだろ。ってか、さき‟お願いします”って言われてたじゃねーか」 「そうだけど……」 頬を風船みたいに膨らませている。 東条の思っていることが、全く分からない。