パクッと杏仁豆腐を一口頬張る。 「!?」 なにこの、もちっとした触感なのに口の中の温度と混ざって解けていく感じは!! 「ふっほふほいひい……!」 「だから、喋るなって。本当に汚ねぇなあ」 額に手をやってやれやれとする師匠は、とっくの昔に食べ終えている。 食器も既に運んでいて、大方、私の食器と一緒に洗おうとしているのだろう。所謂、私待ちだ。 「食べるの遅くてごめんね、もう、終わるから」 「いい、別に焦って食うな」