ここで、やっと冷静になれた。 「生きてんな……じゃあひとまずこいつをどっかにやって……」 上半身を起こして東条を抱えようとする。 その時、薄らではあるけど目を開いた東条と目があった。 「しっかりしろ」と声をかける。 すると、なんとも意外な声が返って来た―― 「さ、才賀が、しっかり、しないさよね……この、変態が……」