「はぁ、はぁ、あの、す、すみません!」 「い、いえ!」 無事にエレベーターの中に入って、膝に手をついて息をする女の子。短髪の女の子だけど……雰囲気でわかる。 絶体美人だ!! すると私の思った通り、髪からシトシト落ちている雨水を気にもせずに「怖がらせてごめんなさい!」とはじけるような笑顔で、その子は私を見上げた。