「あ、有森先生!?」 「いけない、いけないわ東条さん」 「な、なにがですか!?」 東条の指をくまなく見て、角度を変えながら観察している。 その異様さに俺と青山が引いていると、有森先生は「東条さん」とハンカチを出してきた。 どうするかと思いきや、自分の目元に当てている。 あ? 泣いてんのか?