「おい、あと30分で終わらせろ」 「そ、そんなの無理よ!」 顔面蒼白になる東条。こいつ、パソコンの意味を全く理解してない。 「俺が教えてやる。ってか授業でも習ったろ」 「難しくて理解できるわけないじゃない」 「どんだけ機械オンチだよ……いいか、パソコンは便利なもんなんだよ。 だから、表を作っていてもし間違えても……」 こうして、夜中の家庭教師を務めた俺は、繰り返し三度はいわないと理解できない東条を見て、パソコンがいかにハイテクかといつことを改めて思い知る。