朝……。 恐る恐る鏡で自分の顔を見る。 うわ……腫れてる。 氷で冷やしながら朝ご飯を食べる。 「どうしたの?目……。」 「ああ。昨日早く寝たからかな?」 ママを適当にごまかす。 「もしかして……友哉くんのこと………。」 心配そうに聞くママ。 ……どうして今そのこと言うの? 「友哉はいないの。もうその話しないで。」 思わずイライラしてしまう。 「……行ってきます。」 ご飯残したまま家を出た。