少し期待してた自分がバカみたい。 私は荷物を持って何も言わずに教室を飛び出した。 「え……どこ行くの?」 その言葉は無視。 そのまま家に帰って鍵をかける。 ベッドに飛び込み顔をふせた。 認めたくなかったのに……。 あの人が友哉じゃないこと。 もうこの世に友哉がいないこと。 ねぇ友哉。 私が喜ぶって言ってた記念日のプレゼントまだもらってないよ?