俺は、トイレに着くと急いで顔を洗った。 「ふぅー。帰ったら、病院探さなきゃ。」 俺は、気持ちを入れ替えて婆ちゃんの病室に戻ろうした時、ある人と会った。。 「あれ、千葉?」 「え……?長谷川くん、何で?」 「婆ちゃんの見舞いに。千葉は?」 「わ、私もお見舞いに。」 おかしい。千葉は、俺と目を合わせようとしない。 「……何か隠してるの?」 「!!……何も隠してないよ。」 今、驚いた?図星なんだ。 「もしかして、夕のこと?」 「え、何で……。」