「え?な、なんで!?」


「やっぱり陽くんには私は、合わないよ。……それに私ね、引っ越すんだ。」


「遠距離でもいいじゃん!!」


「海外なんだ……。私は、陽くんを縛りたくない。……縛られたくもない。」


お願い、嫌ってください。


「んだよ、それ?」


「陽くんの彼女になれて楽しかったよ。でも、もう疲れたんだ。」

「そっか……。気づけなくてごめん。」


ごめんね?ごめんね?


「じゃあ、バイバイ。」


また明日は、言わなかった。