遊園地に着いた。

人がいっぱいだ・・・。迷子になりそうだな。

ギュッ♡

そんなこと考えてたら、陽君がそっと手を握ってくれた。

耳まで真っ赤だよ、陽君。

「最初何乗る?夕、ジェットコースター行ける人?」

「うん、行けるよ。」

「んじゃ、ジェットコースターにしよ?」

「うん!!」

それから、お化け屋敷、コーヒーカップ、空中ブランコなどに乗った。

そして、最後に観覧車。

「わぁ・・・きれい。」

観覧車の窓から見えたのは綺麗な夕日だった。

「ほんとに、ありがとう。こんな俺とデートしてくれて。」

「こちらこそ、こんな私とデートしてくれてありがとう。」

観覧車が、頂点に・・・

「大好きだ。」

私達は夕日に照らされながら、





キスをした。