約束から1週間後

私は、早めに学校に行った。

早めに行けば、彼と2人になれると思ったからだ。



ガラッ・・・



「七瀬さん!おはよー。」


「お、おはよう。」


陽君1人だった。


「今日は早いね?日直?」


「う、ううん!これ渡そうとおもって。」




それは、陽君のバスケ姿を描いたものだ。


「えっ?これって・・・」


「うん、約束したから。」


「すげぇー・・・ありがとう!!」




キュン・・・♡





その日の授業は、頭に入ってこなかった。