落書ノートがない!




引き出しの中だ!!誰かに見られたらどーしよー!!


休憩時間もついさっき終わってしまった。


部活が終わるまで取りに行けない。

私は、冷や汗をかきながらスケッチした。

部活が終わった。

一目散に教室に走った。

お願い!誰も見てませんように!!


ドアを開けると、陽君がいた。


「あっ!ひ、陽君。」


「あ、七瀬さん。どうしたの?」


「わ、忘れ物して。」


「そっか。」




引き出しの中を覗くと、



なかった。


焦る私を見て、陽君は、