「じゃあ、また明日ね。」

「うん、部活頑張ってね。奏ちゃん!!」

その日の授業は、すべて終わり、私は早速美術部の部室へ行った。

その時は気づいてなかった、


゛あれ゛ を忘れたことに。


部室に着いて、一通りの説明を受けた後、早速何かスケッチしよう、となった。



カバンからペンケースを出そうとした時、やっと気づいた。