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俺は、急いでタクシーに乗り込んだ。

「すいません!●︎▼大学病院に!!急いで下さい!!」

夕……間に合ってくれ!!

「あ、そうだ。みんなに連絡しないと!!」

とりあえず、安田だ!!

プルルル、プルルル、プルッガチャ

「もしもしー。」

「安田!すぐに病院来い!!夕が!!」

「わ、わかった!!」

俺は電話を切るとすぐさまLINEを開く。

クラスLINEに『夕が危ないって!来れる奴病院!!』

自分でも動詞が無いと気づいたが、もうどうでもよかった。
































……夕、君に伝えたいことがあるんだ。

俺が行くまで待ってて。