ーーー

佳作の人が次々と賞状を貰う。

……そして、

「それでは、ただ今から銅賞の発表をさせていただきます。」

優秀賞の中から金銀銅の発表が始まった。

「銅賞は………さんと、………さん、………さん、………さんです。」

銅賞は、4人か。

その中に私の名前はない。

選ばれるわけないとは、思っていたけど少し悲しくなった。

「続きまして、銀賞は………さんと………さんです。」

銀賞は、2人。どちらも私の名前ではなかった。

でも、優秀賞に選ばれたんだ。それだけでも凄いじゃん!!

悲しい気持ちを振り払おうとした。