ーーー数日後
諦めないとは言ったものの、どうすれば良いのか分からなかった。
とりあえず、婆ちゃんに相談してみようと思って婆ちゃんの病室に来た。
全て話し終えて、
「なぁ、婆ちゃん。俺、どうしたらいいかな?」
「誰かと一緒に頭を下げなさい。」
「え?」
「クラスメートでもいいから、みんなで団結してみたらどうじゃ?人は、団結力には弱いからの。」
その手があった!!
何で、俺はみんなを頼らなかったんだ?
「よし、明日みんなに頼んでみる!!」
「頑張りー。……陽の彼女か、会ってみたいの。」
「うん、また今度彼女の体調のいい日に来るよ。……ありがとう、婆ちゃん!!」
「いえいえ。」
俺は、そのまま夕の所に向かった。
ー陽side終ー



