そして、次の日


7時52分



無事に、クラスまで着くことが出来た。

というか、早く来すぎた。

しかし、ドアを開けると、

「んっ?あ、七瀬さん。おはよー!」

「は、長谷川君!?」

「う、うん。どうした?」

「あっ、お、おはよう!!」

恥ずかしい!!声が上ずった。

「七瀬さん、早いね。」

「ちゃんと、教室に着けるか心配で、早く来ちゃったんだ。」

「プハッ!!なにそれ?」


長谷川君が笑ってる。



写メりたい。

だ、だめだ。変態になってしまう。

「そ、そういう長谷川君のほうが、早いじゃん。」


「中学の朝練で早起きになっちゃってさぁ。家にいても暇だし、早くきたんだ。」

「長谷川君、バスケ部だったもんね。」

「うん。」

沈黙。


何を話せばいいかわからない・・・


どうして、私は、コミュ障なんだろ?
自分が嫌になった。