チャイムが鳴り 私は美緒に荷物を託し、先輩の元へ急ぐ まだ、教室にいるかな… 三年生の階に付き先輩のクラスを覗けば 先輩は机に伏せ寝ている そっと扉を開け中に入る 「先輩?寝てるの?」 と、小さな声で言う 先輩は起きる気配がない