「す~はぁ~」
よしっ、切り替え完了。
「みーおーちゃーん!朝だよぉ!」
「ま、待ってください…!」
あ、一応起きてたんだ。
「うん!大丈夫だよぉ!」
とは言ったものの…
ちょっと遅くねぇか?
「すみません…お待たせしちゃって」
本当待たせんなよな。
「いや、僕が早く来すぎたからね!謝らなくていいんだよ!」
まぁ、これも一理あるか。早く来ちゃったし。
一応許しておいてやるよ。
「今日はいい天気だよねー!」
こいつ…本当に男苦手なんだな。
さっきからめちゃくちゃ警戒されてんだけど。
別に素で仲良くするつもりはねぇから、こっちからしたら好都合だけど。
護衛する以上はこれだとやりにくいものもある。
「そうですね…!」
さて、どうすっかな……。
どうしたら警戒心なくなるかなー。
ま、このまま話してたらなんとかなるか。
そんな俺の予想は的中。
校舎につく頃にはだいぶ警戒心が解けているように感じた。
何だ意外と楽勝だったな。
「心音ちゃん!今日のお昼休み実はモデルの仕事入ってて一緒にいられないんだ…。誰か他に一緒にいれる人いるかな?」
「分かりました…。大丈夫です、気にしないでください…!」
「そっか!よかった!」
なんて。
言われなくてもあんまり気にしてねぇよ。
とは言っても1つだけ気になることがある。
……こいつもしかして俺の事知らねぇのか?
最初にあった時から思ってたけど、俺見て驚かねぇし、そんな素振りも一切見せねぇ。
別に自分に自惚れてるわけではないけど、俺の事知らない人なんてそんなにいねぇと思うんだけどな…。
特に女は。



