黙って俺のモノになれ【上】



「きりーつ、礼」



「「「おはよーございまーす」」」



こうして朝のSHRが始まった。



「今日の連絡事項は………」



先生の言葉に耳を傾けながらあたしは外の景色を眺める。


……今日はいい天気だな…。



9月、と言ってもまだまだ暑いから、倒れないようにしないと…。




「…以上。今日も怪我なく過ごせよー」



「きりーつ、礼」



「「「ありがとーございましたー」」」



SHRが終わると、すぐさま玲弥くんたちがあたしの席に来る。


毎度毎度来てくれて、申し訳ないです…。



「心音ちゃん。そういえば学校案内とかしてなかったよね?心音ちゃんさえ良かったら昼休みに俺らが案内しようか?」



「どうせ暇だしね」



そう言ってくれる玲弥くんたち。


とっても嬉しいんですが……………………




「実は……成田先輩も朝お昼休み案内してくれるって言ってくれたので…。そちらを優先させていただきます……。本当にすいません…。でも、誘ってくれてありがとうございました」



学校案内は成田先輩にしてもらう予定だったので、あたしはお2人の誘いを断りました。



「そっか。それならしょうがないね」



「しっかり案内してもらいな、先輩に」



「はい…。本当にすみません…」



「いいっていいって。気にすんなよ、心音」



慧くんが笑ってそう言ってくれる。


あたしはまだ申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、それ以上は謝りませんでした。






それから、時間は経ち………


気づけばお昼休みです。