「きりーつ、礼」
「「「おはよーございまーす」」」
こうして朝のSHRが始まった。
「今日の連絡事項は………」
先生の言葉に耳を傾けながらあたしは外の景色を眺める。
……今日はいい天気だな…。
9月、と言ってもまだまだ暑いから、倒れないようにしないと…。
「…以上。今日も怪我なく過ごせよー」
「きりーつ、礼」
「「「ありがとーございましたー」」」
SHRが終わると、すぐさま玲弥くんたちがあたしの席に来る。
毎度毎度来てくれて、申し訳ないです…。
「心音ちゃん。そういえば学校案内とかしてなかったよね?心音ちゃんさえ良かったら昼休みに俺らが案内しようか?」
「どうせ暇だしね」
そう言ってくれる玲弥くんたち。
とっても嬉しいんですが……………………
「実は……成田先輩も朝お昼休み案内してくれるって言ってくれたので…。そちらを優先させていただきます……。本当にすいません…。でも、誘ってくれてありがとうございました」
学校案内は成田先輩にしてもらう予定だったので、あたしはお2人の誘いを断りました。
「そっか。それならしょうがないね」
「しっかり案内してもらいな、先輩に」
「はい…。本当にすみません…」
「いいっていいって。気にすんなよ、心音」
慧くんが笑ってそう言ってくれる。
あたしはまだ申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、それ以上は謝りませんでした。
それから、時間は経ち………
気づけばお昼休みです。



