そんなあたしの様子を見ていた玲弥くんと慧くんが近づいてくる。
「心音ちゃん、おはよ。今の歩結先輩だよね?」
「心音おはよー。なんで歩結先輩ここまで来てくれてんの?もしかして…もう付き合い始めたとか?」
「え、つ、つつ付き合う?そ、そんなわけないじゃないですか…!」
何を言っているんでしょうか、お2人は…。
「えっじゃーなんで心音を教室まで連れてくるんだよ」
どうやら2人は興味津々みたいで…。
話すまで離してくれそうにないな、と思ったあたしは観念して2人に説明しました。
「……という訳なんです」
「なるほどなぁ~。それって心音超ハーレムじゃん!」
「ハーレムというか…。心音ちゃんは不安だよね」
そうなんです、玲弥くん…。
すごく不安で仕方が無いんです…。
「だけど、決まっちゃったもんはしょうがないし…。何かあったら俺らに相談しなね?」
「そうだな。それがいいよ」
「2人とも…。ありがとうございます…!」
優しいな…玲弥くんも慧くんも。
2人の好意は無駄に出来ないし…なんとしてでもこの学校生活に慣れないと…。
「全然だよ。心音ちゃんのためならね」
「うんうん」
それからしばらく3人で話をしていると、透瑠先生が入ってきた。
「お前らー、席つけー」



