「ルールは全部で3つ」
西宮先輩はゆっくりと優しく伝言を伝える。
「3つもあるんすか…」
「奏夢には3つあろうが、なかろうがあんまり関係ないだろ!」
「優空それ言えてる~」
朝霧くんが項垂れていると、すかさず優空くんと翔斗先輩が突っ込みをいれる。
「1つ目は柊を朝部屋に迎えに行って一緒に登校する事。もちろん教室までちゃんと送り届ける」
そんな優空くんたちに構いもせず、西宮先輩は1つ目のルールを口にした。
「いちいちコイツの部屋から教室までいかないといけないんですか…」
「まぁまぁ湊叶、そう言うなよ」
……桐沢くんももちろん一緒に行動するメンバーの中に入ってるんだよね…。
「2つ目は特別な理由がない限り、お昼は一緒に過ごすこと」
お昼も一緒なんだ…。
息つく暇もなさそうだな…。
「そして最後は下校を共にする事。登校時同様、教室まで迎えに行って部屋までちゃんと送り届ける事が条件」
登下校、お昼まで一緒だなんて……
あたし大丈夫かな………………。
でもここで生活していかなきゃいけない。
……それならあたしも腹をくくるしかないのかな…。



