「4番、奏夢」
「おう」
「5番、翔斗」
「僕、翔斗さんに伝えとくよ!」
「あぁ、そうしてくれると助かる。んで、最後は湊叶の順番だ。くれぐれもサボることのないようにな。サボった暁には…お前ら、分かってんだろうな?」
先生が怪しげな笑みで皆を見回す。
「分かってるよ。皆サボったりしないって」
「湊叶を除いて…だけどね!」
「まぁさすがに湊叶もやるだろ。なぁ?」
「……さぁーな」
桐沢くんは曖昧な返事を返し、
「じゃ、用終わったみたいなんで俺帰ります」
そう言って出ていった。
…あの人だけはまだ掴みどころがありません。
「ったく!湊叶ももう少し女の子に優しくすればいいのに!」
「…それお前も言えないんじゃ……」
「なに?奏夢!」
「いや、何もねぇよ」
一体何のお話でしょうか……。
「とにかく!月曜から頼んだからな、お前ら。じゃ解散してよし」
先生の言葉で皆が動き始める。
……あたしも早く帰ろう。
今日は1週間ぶりに家に帰れるし………。



