優空くんバスケ部なんだ…。
それにモデルもしてるなんてすごいな…。
お誘いは嬉しいんですが…芸能科恐れ多くて入れません…!
だけど、優空くんのバスケ姿は見てみたいな。
「試合の時、うちのバスケ部の応援他校のファンでいっぱいだもんなぁ」
「俺、絶対行きたくない」
……試合じゃなくて練習を見に行こう。
朝霧くんと西宮先輩の言葉からあたしはそう思いました。
「次言っていいか?俺は今帰宅部だけど中学の時野球やってたんだぜ。あと自慢できることっていやー、うちの親父が大企業の社長ってことくらいか」
…朝霧くんさらっとセレブ自慢ですね…。
それより、野球やってたんだ…。
朝霧くんの野球姿見てみたいような気もしますが……。
「奏夢は何やってもできるからずるいよね!」
「俺も同感かな」
優空くんと成田先輩が言うってことは、本当に何でもできるんだろうな…。
上から目線なのがたまに傷ですが、すごい人なのかもしれません。
「じゃぁ最後は湊叶だね。自分で言わないと思うから僕が言うよ!湊叶は陸上部!ものすっごく足早いんだよ!それから心音ちゃんと同じ普通科だから、この中で誰よりも1番関わること多いかもしれないね。冷たいし、女子に無関心だけど、根はいいやつだから仲良くしてあげて!」
優空くんが桐沢くんに代わって説明してくれる。
桐沢くんが全力で走ってるところ想像できません…。
それに仲良くしてあげてって…………
絶対無理なきがします…!
「湊叶、自分で言えよな」
「しょうがねぇだろ。いつもの事だ」
「湊叶、柊さんと会ってから明らかに口数減ったしね」
朝霧くん、西宮先輩、成田先輩が口々にそう言うが、桐沢くんは気にもしてない様子…。
っていうか、話を聞いてないのかも…。
皆が紹介し終えると、丁度よくあたしの部屋の目の前に着いた。
………やっと解放される…。
と、思っていたのに。



