黙って俺のモノになれ【上】



肉じゃがを作っていると、突然お母さんがこんな事を言った。


改まって何だろう…。


いつもは何の前触れもなく勝手に話し始めるのに。


気になりながらもあたしは手を休める事なく、料理を続けた。














数十分後-----




「お母さん!できたよっ」



テーブルに食器を並べながら、お母さんに言う。


するとタイミングよく弟の裕くんが帰ってきた。



「ただいま~。あ、いい匂いする。肉じゃがだろ?」



「おかえり。裕くん!うん、肉じゃがだよ」



「あぁ。おかえり、裕汰!丁度今ご飯できたとこよ。食べましょ!」



「おう、そうだな。食べよ。腹減ったし」





全員が席についたところで…



「「「いただきまーす」」」