黙って俺のモノになれ【上】



成田先輩が爽やかにそう言う。


生徒会が好きなんだな…成田先輩の言葉からそう思いました。



「俺からはこのくらいかな。次は…」



「じゃ俺が言うよ」



成田先輩に続き、そう言ったのは西宮先輩。



「俺はサッカー部所属で先輩達が引退した後は一応キャプテン任されてる。普通科だから何かしらお前と関わる事も多いかもな。遠慮せず話しかけてくれ」



西宮先輩はサッカー部……。


そしてキャプテン。


西宮先輩のキャラからは想像出来ないけど、キャプテン任されるってことはすごく上手なんだよね……。


1度でいいから見てみたいな…。



「楓は見た目からは想像出来ないくらい運動神経いいからなぁ」



と、成田先輩。



「要するにギャップですね!先輩!」



そんな成田先輩に付け加える優空くん。



「そんなに俺のイメージをあげるなよ。まぁ俺はこんな感じだ」



2人にそう言い、自己紹介を終えた西宮先輩。


やっぱり、すごくクールな先輩です……。



「じゃぁ流れ的に次はおれ?おれは見ての通り帰宅部だよぉ~。ちなみに放課後は合コンで予定いっぱい。あ、でも心音ちゃんが誘ってくれたらいつでも遊ぶからね~」



西宮先輩の次に話し始めたのは翔斗先輩。


……予想通りと言いますか…あまり感想はありません。


それから…絶対遊びには誘わないと思います…!



「翔斗さーん!何言ってるんですか!今は帰宅部かもしれないですけど、中学校の時バスケ部だった事僕は知ってるんですからね!」



翔斗先輩にそう突っ込む優空くん。


翔斗先輩が………元バスケ部…?


それに驚いたのはどうやらあたしだけではないみたいで…………。



「え!翔斗さん、そうだったんすか?俺知らなかったんすけど…」



「俺も知らなかった…」



朝霧くんと、成田先輩が口を揃えてそう言う。