黙って俺のモノになれ【上】



「全然大丈夫だよ。なんかあったら俺らに遠慮なく聞いてな?」



「うんうん!僕いつでも教えてあげるからね!」



「そぉやって1人だけ抜け駆けはなしだからね~」



「翔斗さん…懲りないっすね。それより俺に1番に聞けよ?」



「奏夢その俺様発言はやめとけ」



「……おい、お前。俺にだけは聞いてくんなよ」



先から成田先輩、優空くん、翔斗先輩、朝霧くん、西宮先輩、桐沢くん…。


だいぶ特徴が掴めてきました…。


すると、先生が急にこんな事を言い出しました。



「あ、それからさっきお前らに心音さんを守るように言ったけど、更に誰か1人付きっきりで心音さんを守ってほしいんだ。それを誰がするかはお前らに任せるから」



付きっきり……………。


それはつまり、毎日を共に過ごすということでしょうか…?


それはさすがに…………



「む、無理です無理です…!」



「でも心音さん。1人で行動するよりは随分と安心だと思うよ?それでも嫌かな?」



そ、そうか…。


この人たちがいなかったら、全く知らない人たちに囲まれてもどうする事もできない……。


それなら少しでも顔見知りのこの人たちに頼んだ方がいいのかな………。


男の人とずっと一緒なんて嫌だけど……



「……分かりました。お願いします…」



あたしはしぶしぶ承諾する事にしました。


この人たちを信じて………。



すると喋り出す皆さん。



「守ればいいんだろ?わかったよ」



「僕に任せて!」