すると男の子たちの目線が一気にこちらを向く。
……あんまり見ないでほしいんですが…。
そんなあたしの願いは彼らに届くはずもなく…。
「それってこいつか?」
「女の子が転校してくるって本当だったんだ!僕嬉しい!」
「…………」
「あんまり寄ってたかるなよ。それより翔斗がいないじゃん」
と、口々に口を開いております。
……あ、あたし、今日からこの人たちと同じ階なんでしょうか…?
玲弥くんたちの方がいいよ…。
何だか怖いし…。
そう思って少し顔をあげると、見える男の子たちの顔。
……うわ…皆イケメンさんだ…。
最初に思ったのはそれだった。
玲弥くんといい、慧くんといい、日向先生といい…。
この学校は顔面偏差値高すぎです…。
あたしが男の子たちを前に固まっていると先生が話し始めた。
「そう。皆も知ってると思うけど、今日転校してきた柊 心音さんだ。お前らと同じ階に住むから仲良くしてあげて。それから…この子を皆で囲まないようにして。頼んだよ」
と、とりあえず礼しといた方がいいのかな…。
「よ、よろしくお願いします………」
「ごめ~ん!待った?」
あたしがそういった時、もう1人の男の子が現れた。
遅れて現れたこの人もイケメン…。
色んな意味で桜河学園は恐ろしいです…。



