黙って俺のモノになれ【上】




「あ、それと」



先生が思い出したように口を開く。


あたしは先生の言葉に耳を傾けました。



「なんで6人だけ1人部屋なのかって言うのも一応説明しておくね。まず6人は各学年各学科でトップなんだ」



そこまで聞いてあたしは思いました。



「……でも、それだと1.2.3年生合わせて15人になりませんか…?」



「うん、普通に考えるとそうだね。まぁもう一つの理由は知らなくてもいいんだけど…」



そう言って先生は口を閉じた。


……そこまで言われると気になります…。


すると先生はあたしの気持ちを読み取ったのか、困ったように顔をあげて



「って言われても、気になるよね…」



そう言った。



「……はい、すいません…」



「いやいや、謝らなくていいんだよ。ただ、これを言うと少し柊さんを怖がらせてしまうかもしれないんだ」



それでも聞きたい?と言う先生。


そう言われると聞きたくない気もするけど…やっぱり気になるものは気になるので聞くことにしました。



「…聞かせて下さい」



「実は彼ら………」




バンッ---



先生が話し始めた時、乱暴にドアの開く音がした。


そして次々と入ってくる男の子たち……。



「透瑠!話ってなんだよ!」



「何かあったの?」



「ったく。めんどくせぇな」



この人たちはきっと、さっき先生が言ってた6人の男の子たちだよね………。


そう思い目で追い数えるが


1…2…3…4…5…………


あれ、1人足りない…。


…まぁあたしは少ない方が嬉しいですが。


そう思っていると日向先生が彼らに



「ちょっとお前らに紹介したい子がいたんだよ」



と、椅子から立ち上がってそういった。