黙って俺のモノになれ【上】



少しでも…期待したあたしが馬鹿だったのかな…?



今でも頭の中でリピートするあの言葉。



『こいつ、俺のなんで勝手にもってかれると困ります』



あの言葉嬉しかったのに…。


皆に言いふらすためだったの・・・?


冷静になればそうじゃないと分かるはずなのに、あたしはどうしても冷静になる事はできませんでした。


そしてこの日からあたしは、男の子に心を開くことをやめました。


一輝くんとは話さなくなった。


あたしは一輝くんを避け続けた。


一輝くんだけじゃなく、男子クラスメートも…。


あたしは男の子を信用出来なくなってしまった。



お祭りの時の男の人たち。

一輝くん。

そしてあたしとお母さんを捨てたお父さん。



あたしが男嫌いになるには十分な出来事でした。












男なんて…………





皆同じなんだ。