一輝くん…今…お、俺のものって…。
そんな事言われたらあたし期待しちゃうよ……!
そんな事を考えていると一輝くんがあたしの身体を解放し
「大丈夫か?」
と、心配そうな声で尋ねてきた。
「一輝くんのおかげで…」
助かった、そう言おうとした時
「心音~!ごめん!トイレ混んでて…ってあれ?宮城?」
叶愛ちゃんがトイレから戻ってきました。
「あー今そこで会って!んじゃ俺行くわ!また学校でな!!」
一輝くんはそう言ってさっていきました。
叶愛ちゃんには敢えて話さなかったのかな…今のこと。
そんな一輝くんの優しさに触れ、あたしはますます一輝くんが好きになりました。
そして、月曜日一輝くんにあたしの気持ちを伝えよう。
そう思いました。
その後は何事もなくお祭りを堪能し、気づけばもう遅い時間。
「……そろそろ帰ろうか。楽しかったね!心音!」
「もうこんな時間か…そうだね…!」
「まぁ宮城と会えたんだからいいじゃない!」
そう言ってあたしの肩を叩く叶愛ちゃん。
「…うん!」
「じゃぁまた月曜日!」
「ばいばい…!」
こうしてあたしたちは帰宅しました。
そして月曜日。



