黙って俺のモノになれ【上】



一輝くん…今…お、俺のものって…。


そんな事言われたらあたし期待しちゃうよ……!


そんな事を考えていると一輝くんがあたしの身体を解放し



「大丈夫か?」



と、心配そうな声で尋ねてきた。



「一輝くんのおかげで…」



助かった、そう言おうとした時



「心音~!ごめん!トイレ混んでて…ってあれ?宮城?」



叶愛ちゃんがトイレから戻ってきました。



「あー今そこで会って!んじゃ俺行くわ!また学校でな!!」



一輝くんはそう言ってさっていきました。


叶愛ちゃんには敢えて話さなかったのかな…今のこと。


そんな一輝くんの優しさに触れ、あたしはますます一輝くんが好きになりました。


そして、月曜日一輝くんにあたしの気持ちを伝えよう。


そう思いました。





その後は何事もなくお祭りを堪能し、気づけばもう遅い時間。



「……そろそろ帰ろうか。楽しかったね!心音!」



「もうこんな時間か…そうだね…!」



「まぁ宮城と会えたんだからいいじゃない!」



そう言ってあたしの肩を叩く叶愛ちゃん。



「…うん!」



「じゃぁまた月曜日!」



「ばいばい…!」



こうしてあたしたちは帰宅しました。


















そして月曜日。