「そうだね…やっぱりここからは順を追って話すよ」
翔斗は今まで俺たちに隠してきた過去を包み隠さず、全て話してくれた。
「翔斗さん、すいません…。俺、昔翔斗さんに何があったかも知らないで昔の話ばっか持ち出して…」
優空は翔斗の昔を知ってはいたけど、理由までは知らなかったみたい。
「いいよ、話さなかった俺のせいでもあるし。優空が気にすることじゃない」
「……それで何でその事があいつにバレたんですか?」
「…それはね、俺にもよく分からないんだ。だけど心音ちゃんが一緒にいるようになっておれは崩れ始めてた…それは確かかな。どうしてそうなったのかは分からないし、いつからバレてたのかも俺には分からない……」
不思議な子だよね、心音ちゃんって。
だけどそれはさ、
「それが心音ちゃんの…魅力なんじゃない?彼女は人を見た目で判断しない、今どきでは珍しいタイプの女の子だよ。だからこそ今まで気づかれなかった色んなことに心音ちゃんは気づくことが出来る。それだけの話じゃないかな?」
そしてこの流れのまま俺はもう一つの内容へ話を持っていく。
「……そして、その事に皆は気づいた。違う?もう一つ俺が確認したかったことはその事だよ」
今日のコンテスト…最後の対決で俺の予想が現実になった事を確信した。
最後の告白。
あの時俺が頭に思い浮かべたのは心音ちゃんだ。
だけどそれは
───────俺だけじゃなかった。
「……どーゆーことっすか?」



