「エントリーNo.3、2年生特進科代表成田歩結!」
「ちょっと自分は場違いだったかなとか少し気後れしてます(笑)でも負けるつもりはないし、自分なりに頑張ろうと思います」
「歩結ー!お前なら大丈夫。応援してるからなぁ!」
中原先輩の熱い声援が飛ぶ。
それに軽く答えると、先輩はすぐに後ろに下がった。
控えめ…成田先輩らしいな…。
「エントリーNo.4、2年生普通科代表西宮楓!」
「…喋るのあまり得意じゃねーから一つだけ。優勝目指して頑張る」
「トップの名は伊達じゃないし、いつも通りやれば大丈夫だ。全力で頑張れ楓!」
安達先輩の応援に頷く先輩。
「楓はああ見えて熱いものは持ってるから。キミも見逃さないようにね」
右隣の安達先輩にそう言われ、あたしは頷きながら西宮先輩を見つめた。
確かに…先輩が何かで真剣に戦う姿はある意味レアかもしれない……。
「エントリーNo.5、2年生デザイン科代表内海翔斗!」
「絶対に優勝する。…なんて、ちょっと真面目に言ってみた~。楽しく盛り上げて頑張りまぁす」
「何でもいいけど…手だけは抜くなよー、翔斗!」
「あったりまえ~。全力でやるよ~」
「それだけ分かってれば何も言わないさ」
きっと最初の言葉が翔斗先輩の思い全て。
皆にはきっと伝わってないけど…
あたしにはちゃんと届きましたから。
頑張ってください、先輩。
「まだまだ続きます!ここからは1年生!エントリーNo.6、1年生特進科代表白石智也!」



