黙って俺のモノになれ【上】



もちろん名前は違うよ!なんて無邪気に笑う優空くん。



「…優空くんドラマに出るんですか?!」



「うん!しかも主人公の相手役の親友であり、ライバルでもあるってゆー結構重要な役なんだよねー。僕に務まるかなってちょっと不安なんだけど…!!」



もちろん、あたしには演技の事なんて何一つ分からない。


だけど今の優空くんは、上手く言葉に出来ないけど…。


とにかくすごかった。


普段の優空くんのオーラとは全然違って。


本当に初めての演技かと疑いたくなるくらいオーラや言葉の発し方が完璧だった。



「優空くん。自信、もっていいと思います。すごく上手でびっくりしました…!」



「え、本当に??」



むしろ、もっと早くデビュー出来たんじゃないのかな…って、今それだけ優空くんの人気度が上がってきてるってことだよね。



「はい。雰囲気変えるのとかって大変だと思うんですけど…。何ていうかその…全く違和感もなかったし…」



「……………ありがと!心音ちゃん。僕頑張るよ!!」



今の間はなに…?


気のせいかな…。



「はい」















「あ、あった!これだよ、僕のやつ…」



そこには優空くんのグッズがたくさんあって…あたしは時間の経過も忘れて、優空くんの写真たちに没頭した。