黙って俺のモノになれ【上】


そう言われ、先輩についていくことに。



「分かりました」

















そして向かったのは──────



「せ、先輩?ここ出るとまずいんじゃ…!」



「え~、だっておれが行きたいところゲーセンだもん」



正門を涼しい顔でくぐろうとする先輩。



「え、ゲーセン!?」



「うん。心音ちゃんとプリクラ撮りたいなって思ったからさ~」



「そ、それはさすがにダメだと思います…」



「ちぇ~、つまんないの~」



文化祭中に門をくぐり抜けて外に遊びに行こうとするなんて…、翔斗先輩くらいだろうな…。


何とか翔斗先輩の無茶ぶりを阻止し、先輩の提案でプリクラの代わりにフォトプレイス…写真を撮ってくれる出し物を行っているクラスに行くことに。



「プリクラがよかったけど…、まぁ心音ちゃんと写真撮れるなら何でもいいか~」



「…はい」



こうしてまた校舎の方へ移動することになった。














☆*☆*☆*☆*☆













「心音ちゃん」



校舎へ移動中。


ふいに翔斗先輩に呼び止められた。


その声に先輩の方を向くと

















頬に何か暖かい感触を覚えた。