心音ちゃんに恋して3ヶ月かー…。
このまま耐えられんのかなぁ、俺は。
こんなに近くにいるのにさ。
………にしても楓もついに恋、しちゃったか。
いや、楓だけじゃない。
きっと遅かれ早かれ俺ら6人は心音ちゃんに堕ちる。
それだけ、この子には魅力がある。
優空や湊叶、翔斗や奏夢。
きっと君らの女の子の常識はいとも簡単に崩してくるはずだから。
そうなる前になにかリード点を…とかも考えたりしたけど何もないんだよね、実際。
結局、俺ができるのはそばにいて支えることだけ。
とは言っても本当に辛いときにそばにいてあげられてるかも分からないのが現状。
だけど……………
───────………
『──────あの。聞いてくれませんか。あたしの……過去を』
『いいえ。話させてくれませんか…?聞いてほしいんです。どうしてあたしがこうなったのか…。だって本当は…気づいてますよね…?あたしが、男の子を苦手なこと。だから…お願いします…………』
───────………
心音ちゃんが自ら過去を話してくれたことは正直すごく嬉しかった。
何かあったんだろうなって事は最初から分かってたけど、踏み込んじゃいけない気がして聞けなくて。
でも自分の手で心音ちゃんを守りたくて。
ずっとモヤモヤしてたから、
あぁ。俺のこと信用してくれたのかなって、少し自惚れた。
もちろん、俺だけ特別ってわけじゃないし、後に皆にも話すことだって分かってるけど。
それでも1番に話してくれたのが俺なんだって思うと、やっぱすごく特別に感じてしまう。
俺ってすっごい単純…(笑)



