黙って俺のモノになれ【上】



いきなり色々な事を言われたので、正直あまり理解できませんでしたが………



「………はい」




とりあえず、男の子ばっかりのとんでもなくすごい学校に転校してきた事だけはわかりました…。


……あたしはこの学校でやっていけるのでしょうか。


先生の話を聞けば聞くほど、不安が募って仕方がありませんでした……。



「では、教室に向かいましょう」



「………はい」



職員室を出て、教室に向かう。





---移動中



前を見ても、後ろを見ても、横を見ても

男……おとこ……オトコ……



先生から聞いて分かってはいたものの、いざ男の子ばかりを目の前にするとやっぱり拒否反応が出てしまうもので……。


手足がブルブルと震えだした。



「……柊さん?どうかされましたか?」



「あ、い、いえ…。な、何でも…」



「何でもないという顔ではありませんよ。出会ったばかりで信用は無いかもしれませんが…良かったら私にその怯えてる理由を教えていただけませんか?」



……先生にバレてたんだ。


あたしが、怯えてるって………。


--って、これだけ震えてたらバレますよね…。


どうしたって、この学校で生活しなきゃいけないんだ…。


先生に話しておいた方がいいのかな………。




あたしが男嫌いな事を。