男の人は苦手だけど……心優しい人だったな。
結局同じ学年としか分からなかったけど…。
同い年ならまたどこかですれ違うだろうし。
……それより、職員室入らなきゃ。
「………失礼します」
スライドドアを開け、中に入るとたくさんの先生の目が一斉にこちらを向く。
第一印象は…男の先生多いな、という事だけ。
入口でどうしようかと思っていると、1人の若い先生がこちらにやって来た。
「柊 心音さんかな?」
「あっ…はい。そうです…」
「ようこそ、桜河学園へ。柊さんの担任になる日向 透瑠(ヒュウガ トオル)です」
……この人が担任の先生か。
この先生もイケメンさんだな…。
ぱっと見25歳くらいだろうな……。
何はともあれ、この先生の言うことちゃんと聞いとかなくちゃ…!
「よろしくお願いします……!」
「うん、よろしくね。それじゃこの学校の説明をざっとするから、こっちに来てくれる?」
日向先生が優しくそう言う。
----この人が担任で良かったな。
あたしは直感的にそう思いました。



