黙って俺のモノになれ【上】



部活や放課後の時間をさきながら準備を進めて2週間。


文化祭前日を迎えた今日、教室の飾り付けは無事終えることができた。



「よし、じゃー後は明日の売上に任せるだけだな!」



「見栄えだけならもう既に俺らのクラストップだろ」



「間違いねぇよ!!!」



真人の発言を先頭にガヤガヤし始めた教室内。


完成した室内を前に、皆どこか浮き足立っている気がした。











それから30分後の下校時間。


1-A、Bで輪になり、全員が春樹の声に耳を傾ける。



「文化祭はいよいよ明日。皆がここまで準備頑張ったおかげで最高の前日を迎えられたと思う。客がどれだけ来るかは明日にならないと分かんねーけど、皆で全力を尽くそう」



「「「「おう!!」」」」



春樹の言葉に今まで以上の返事を返す皆。



「じゃ、真人よろしく」



そして最後は真人にバトンタッチ。



「よし、じゃー春樹に代わって。1年普通科!桜河祭盛り上がってこー!!!!!」



「「「「おー!!!!!!!」」」」



こうして、文化祭前日も慌ただしく過ぎて行ったのだった。