黙って俺のモノになれ【上】


……やっぱり真人はアシスタントか…。


全然まとめるタイプじゃないけど、春樹と1番仲がいいのは真人だろうし…。


そう考えると1番適任………



「お前そこ邪魔なんだけど」



「あ。わりぃ、春樹!」



……なのかな?









それからというもの──────────




真人は春樹の妨げになりながらも与えられた仕事を何とかこなし…。



「じゃー、お化け屋敷と喫茶店。この2択で最終決定って形で。異論ある人いたらどうぞ」



春樹のテキパキとした進行のおかげで開始20分には残り2つまで絞り込めた。



「それじゃ、どっちにするか決めるからとりあえず周りと話し合ったりして。5分後に多数決とるから」



「今から5分だぞー!よーい…スタート!!」



真人の合図に皆がガヤガヤし始める。



「柊どーする?」



そんな時話しかけてきた隣のカレ…林野 綾(ハヤシノ リョウ)くん。


1度目の話し合いの時、周りに玲弥たちがいなくて困ってたら声をかけてくれたんだよね。



「んー、あたしは…どっちも面白そうで選べないってゆーか…」



「あー分かる。んでもさ、このクラス割とイケメン多いじゃん?俺、2つ上の3年に兄ちゃんいるんだけど、やっぱ男子校だし女性の客が多いって言っててさ!それふまえると“執事喫茶”とかにしたらバカ売れするんじゃないかなーとか思ったり(笑)」